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2008年12月24日 (水)

甦った空

甦った空 「ある海軍パイロットの回想」

岩崎 嘉秋

Yomigaettasora_2

ISBNコ-ド 978-4-16-775323-8

http://www.bunshun.co.jp/book_db/7/75/32/9784167753238.shtml

氏は、九十六式陸攻を駆って重慶爆撃で初陣を飾り、マレー沖海戦、ラバウルと転戦。
魔の索敵コースと言われたガダルカナル島C策敵線哨戒任務をこなす。

昭和18年6月、空輸部隊に転勤となった後はゼロ戦搭乗員の輸送、最前線への物資空輸そして傷ついた将兵の救出と目まぐるしい任務をこなした。

フィリピン・ツゲガラオの救出作戦の際の氏の言葉を引用させて頂くと、

「各自の荷物を捨てて欲しい!、俺は手荷物の代わりに一人でも多く、仲間を乗せて帰りたいのだ」

これに対して一斉に全員が「機長!そうしてください。機長の言われるとおりに。。。」

氏は戦後、海上自衛隊にて、ヘリコプターに機種変更した後、民間へ転出。その後も多くの山岳遭難や人命救助に貢献をされた。

氏は戦争で多くの命を落とした同僚への償いの気持ちを人命救助という仕事に捧げた。

ヘリコプターによる飛行時間 9,734時間20分

本書はこの種の書籍にありがちな自画自賛の戦記を語るのではなく、淡々と調子で書き綴られています。

あとがきに「救うものは救われる」と。。

敗戦濃厚な時期に、丸腰の輸送機DC-3で敵の攻撃を逃れるために夜間で天候の悪いときを狙っての計器飛行がいかに大変か身をもって体験します!

Bashi

フィリピンのクラークを飛び立って漸くバシー海峡にたどり着きます。水平儀と高度計だけが頼りです。

Taiwandc3

明け方、漸く台湾が見えてきますが、雲が多く気流も乱れておりかなり揺れます。思い切って高度を5,000ftまで下げますが視界も不良です。高雄、屏東上空あたりでかなり神経を使います。

18l

漸く台南です。18Lに降りろと言われ、いったん北側にやり過ごしてから風に振られながらぐるりとまわってきました。DC-3には十分すぎる長さの滑走路を使って無事ランディング!

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